魅力的な伝統文化を持つ世界最大級の国際都市「ロンドン」
伝統を大事にしながらも、政治や金融、ファッションや音楽、食など様々な分野で世界の最先端を行くロンドン。昔ながらの綺麗な街並みから、現代的でアートな建物まで歩いているだけで刺激溢れる楽しい都市の1つです。
また、他のヨーロッパ諸国へのアクセスの良さもロンドンの魅力の1つ。フランスやイタリアなどヨーロッパ諸国に手軽に観光に行くことも可能です。
そんな魅力溢れるロンドンには世界各国から様々な人が訪れ、多様な人種の人々が生活しています。イギリス独自の伝統的な文化と多様な異文化が混ざり合った都市では毎日が新鮮で飽きることのない留学生活が送れるはずです。
ロンドンの気候
ロンドンというと雨が多くどんよりとした天気をイメージする方も多いのではないでしょうか?しかし実を言うとロンドンは東京よりも年間の降水量は3分の1程度とずっと少ないのです。
雨の降る日は多いのですが一日中振り続けると言うことはあまりなく、一時的に降るか霧雨のように多少の雨がふることが多いです。日本のように台風や梅雨もありません。
ロンドンの冬
寒そうで不安な冬の気温も実はそんなことはありません。日本では札幌が北緯43度にありロンドンは北緯51度と大きく北に位置しますが、平均最低気温が3度前後と東京都とさほど変わりはありません。
ロンドンの夏
逆に夏は平均最高気温が20度台半ばであり、湿度も低いため非常に過ごしやすいですし日照時間も長く安心です。
注意点としては夏場は朝晩の気温の変化が激しく、出歩く際は上着が必要になる程です。また、夏を過ぎると日照時間が非常に短くなり一番日照時間の少ない12月では16時位に日が落ちてしまいますので気をつけて行動しましょう。
ロンドンの治安
ヨーロッパに位置するということで、ロンドンは治安が悪いと思いになる方も多いでしょう。確かに日本ほど安全な場所ではありませんが、他のヨーロッパ諸国と比べると比較的安全であるといえます。
街中で道に迷ったり何かわからないことがあったとしても、周囲の人に聞けば親切に教えてくれ、レストランやショップなどの店員さんも笑顔で対応してくれる方が多いです。
また、ロンドンには多くの場所に防犯カメラが設置され犯罪率も減少傾向にあります。それでもスリや置き引き、強盗などの犯罪件数は日本に比べ非常に多く、アジア人、特に女性はターゲットとされやすいので注意が必要です。そこで簡単に対策等をご紹介します。
スリ対策
貴重品等を多く持ち歩かない
必要以上の現金等を持ち歩く必要はありません。財布を2個持ち違う場所に収納するなど工夫しましょう。
リュックを使用しない
スリに遭う際は知らないうちにバッグのチャックが空いていたということがほとんどなので、リュックなどの自分の見えない背後に貴重品を保管しておくことは大変危険です。
そこで、前掛けのバッグなどを使用し自分の目の届く場所に貴重品等を収納しましょう。
◎もし被害に遭ってしまったら
十分に気をつけていても、犯罪に巻き込まれてしまう恐れはあります。そこでもし被害に遭ってしまったら一人でどうにかしようとせず、周りの人に頼りましょう。
ロンドンは優しい人が多いので助けてくれるはずです。警察に連絡する際の番号は「999」で、これは救急車を呼ぶ時も同じです。必要であれば直ちに連絡しましょう。また、滞在先など緊急用の連絡先が常にわかるようにしておきましょう。
ロンドンの物価
食品や生活用品の物価
レストラン | 4,500円(日本であれば3,000円で食事できるレストランとして) |
じゃがいも | 約150円/1kg |
りんご | 約200円/10個 |
レストランに関しては少々元の値段設定が高いことに加え、チップを加味すると、日本とは上記くらいの金額差があります。
ロンドンの生活費相場は
英語の本場で最高峰の教育
英語を勉強する上でブリティッシュ・イングリッシュをかっこいいと思う方も多いのではないでしょうか?
食品に関しては、日本であれば倍、もしくは倍以上しても不思議ではないでしょう。
物によって価格は変わりますので、ロンドン生活にかかる平均価格を留学前にチェックしてみましょう。
家賃の相場
家賃の価格は幅が広いですが、全体的に高いです。
ロンドンでは数人で1部屋をシェアするような内容で、かなり安い物件だとしても4~5万円~の家賃はかかります。
1人で1部屋借りようと思ったら、10万円程度は少なくても必要となります。
医療費
日本でも同様ですが、医療費はどこの国も高額です。
保険によって支払いの大部分がカバーされるので、留学前は必ず海外留学保険に加入しましょう。
保険なしで私立病院に診療に行けば3~4万円請求されることもあるでしょう。
教育費
ロンドンで安い水準の語学学校にかかる費用は1ヶ月で約15万円です。
大学では年間250万円~です。
教育費が安い国では決してありませんが、他の国と比較して特別に高いというわけでもありません。
オックスフォードとの違い
ロンドンの特徴・メリット
- 大都市なので仕事は豊富、日本人も多く滞在しているので、留学初心者も安心。ワーキングホリデーも仕事が見つけやすい。
- 国際的なイベントも多く、他の都市よりも刺激が多い。さらに近隣諸国へのアクセスが良くい、日本への直行便もある。
- 語学学校の数が充実している、短期留学にもお勧め。
\ ロンドンの語学学校の記事はコチラ /
オックスフォードの特徴・メリット
- 世界一の大学がある学問の街。学割が利くお店が多く、費用を浮かせやすい。
- 治安が非常に良いとされており、日本人留学生でも安全で住みやすい。ロンドンよりも家賃が安い物件を見つけやすい。
\ オックスフォードの語学学校の記事はコチラ /
ロンドン留学の費用
短期留学(1週間、1ヶ月)or長期留学(1年)
1週間 | 約3〜4万円 |
1ヶ月 | 約15万円 |
1年 | 約160万円 |
ホームステイor学生寮orシェアハウス
ホームステイ | 約163万円 |
学生寮(シェアの場合) | 約120〜240万円 |
シェアハウス | 約88〜145万円 |
- ペンギンちゃん
キャンペーンを実施している学校や授業料が安い学校があるよ
キリン先輩
\ 費用を抑えたいならコチラ! /
準備・持ち物
持っていくべきもの
パスポート・クレジットカード・変換プラグは海外に行く上で必須の持ち物です。
その他、海外保険に加入していれば保険の証明書、折りたたみ傘や常備薬もあると安心です。
夏に留学するようであれば、紫外線対策としてサングラスなどの日焼け止めアイテムも持って行くことをお勧めします。
ホームステイをする人はホストファミリーへのお土産も持参必須です。
ワーキングホリデーでインターンシップをする場合、スーツなど服装の指定がされることがありますので、その場合は準備していきましょう。
現地で調達できるもの
シャンプー、ボディーソープや歯磨き粉などの日用品は現地購入できますので、日本から持っていく必要はありません。
あれば便利なもの
ノートパソコンや電子辞書は持っていくと便利でしょう。
必要なビザ
学生ビザ
学生ビザは大きく分けて2種類あります。
「Short-term study Visa(ショートタームスタディビザ)」と「Tier 4 Visa(ティアー4ビザ)」です。
さらに細かくカテゴリ分けをすると合計4種類になり、目的や留学期間によって取得するビザの種類は異なりますので注意が必要です。
6ヶ月未満の留学(短期語学、専門短期コース) | Short-term-study visa(Up to 6 month) |
6ヶ月以上11ヶ月未満の語学留学 | Short-term-study visa(Up to 11 month) |
長期専門留学、大学留学、大学院留学(18歳以上) | Tier 4 (General) Student visa |
現地小中学校、高校(ボーディングスクール)への長期留学(18歳未満) | Tier 4 (Child) Student visa |
ビザの条件は変更になる場合があるので公式サイトで事前に確認しましょう。
観光ビザ
イギリスでは観光目的であれば、通常は6ヶ月以内の滞在にビザの取得は不要です。
ただし、入国審査時に復路航空券の提示が必要になります。ビザ申請が無いので、特に条件も無ければ申請費用もかかりません。
ワーキングホリデービザ
18〜30歳以下の人が応募できる年齢制限のあるビザです。
イギリスのワーキングホリデーは「YMS(Youth Mobility Scheme ):ユースモビリティスキーム」と呼ばれます。
イギリスでは毎年受け入れの上限を1,000人としているので、手続きを進める前に、抽選で当選しなければ始まりません。倍率は10倍~20倍と言われています。
期間は入国から最長2年間の滞在が可能です。申請費用は約3.3万円です。
就労ビザ
就労ビザは、イギリスで長期的に働くことを目的としたビザです。
ビザの申請には雇用主がスポンサーとなってサポートしてくれることが必須条件となっています。
英語力の証明も必要となるので、IELTSの勉強、スコア取得も必要です。
留学中の滞在方法
ホームステイ
ホームステイは、主に留学生が現地の一般家庭に滞在し、ホストファミリーと食事や生活を共にして、英語力や文化・習慣を体験するためにあります。
イギリスの場合、食事の有無を選択できます。1日2食付きで月間12.5万円が費用の目安です。
ホームステイ留学はこんな人にお勧め
- 短期留学の学生
- 海外経験が少ない、もしくは初めての人
- イギリスの一般家庭の文化や雰囲気を体験したい人
学生寮
学生寮とは、学生が住むために提供されている施設です。
学生寮には大学運営、私立語学学校運営、民間運営とタイプがあります。内容はどれも似ていて、キッチンや風呂、トイレ、洗濯機は共同、部屋が1人か複数でシェアかという違いです。
どこの学生寮も通学に便利な立地です。
費用は選ぶ部屋によって大きく異なり、月に約10~20万円まで差があります。
学生寮留学はこんな人にお勧め
- 友達を増やしたい人
- 国際交流をしたい人
- 学校に近い場所に住みたい人
シェアハウス
シェアハウスは、アパートや一軒家などで複数人が共同で生活します。
フラットシェアは、アパートの一室をシェア、ルームシェアはアパートや一軒家の一部屋をさらに複数人でシェアすることです。
費用はエリアや部屋のタイプによって異なりますが、目安として月に7万円あれば選択肢があります。
シェアハウスはこんな人にお勧め
- 長期留学で留学費用を節約したい人
- ワーキングホリデーの人
- ロンドンの環境に慣れてきた人、海外生活経験者
滞在期間で見るロンドン留学
短期留学(1週間・1ヶ月)
短期留学は、英語を飛躍的に伸ばすための留学というよりも、旅行感覚で現地の雰囲気や生活環境を体験しに行くのに適した期間です。
費用の目安は、1週間で3~4万円。
1ヶ月間語学学校にかかる費用のみで約15万円となっています。
滞在費や航空券代を加味し、1ヶ月で約50万円ほど用意しましょう。
短期留学はこんな人にお勧め
- 長期留学は不安な人
- 留学の雰囲気を経験したい人
- 英語力の実践をしたい人
長期留学 (1年)
短期留学に比べて1年留学は、勉強だけでなく仕事やヨーロッパの他の国への旅行など、より多くの経験することができます。
1年間語学学校に通い続けた場合の費用は約160万円必要です。
住む場所やどのように生活するかによって総額は異なりますが、フルで語学学校に通い、ホームステイをするようなお金がかかるコースを選ぶと、約400万円は必要となるでしょう。
長期留学はこんな人にお勧め
- インターンシップなどを通して、現地で働いてみたい人
- 英語力を本気で伸ばしたい人
- ワーキングホリデービザを取得できた人
ロンドン留学はいつ行くべき?
大学生がロンドン留学すべき理由
- 視野、価値観を広げる経験になる可能性が高い
- 現地ならではの文化に触れることができる
- 英語の勉強に優れた環境
社会人が留学すべき理由
- 大学生よりも資金力がある
- スキルアップが図れる
- 視野が広がる
ロンドン留学の留学目的
ワーキングホリデー
ワーキングホリデー(YMS)とは、30歳以下の若者が海外に1年間移住し、英語などの言語を学ぶほか、現地の生活や文化を知るためにある制度です。
語学学校での勉強、現地での仕事、観光など、制限なく自由に行動ができるビザで、1ヵ国につき1度のみ取得可能なビザとなっています。
イギリスのワーキングホリデービザは「Youth Mobility Scheme :YMS(ユースモビリティースキーム)」と呼ばれ、最大で2年間の滞在が可能です。
ビザ申請費用は約3.3万円です。
ワーホリはこんな人にお勧め
- 現地のさまざまな都市で生活してみたい人
- 英語の勉強ばかりが留学の目的では無い人
- 現地で仕事がしたい人
海外インターンシップ
インターンシップとは、一言でいうと職業体験です。
就職の前に実務経験を得て、自分が思っていた企業で働くイメージとギャップがないかを確かめる目的もあります。
日本とイギリスではビジネスの取り組み方や考え方、人とのコミュニケーションの取り方などさまざまな部分で違いがあるので、働き方を学ぶという側面もあります。
働いた分有給で給料が得られるところと、無給で経験を得るだけのところもあります。
インターンはこんな人にお勧め
- 海外転職がしたい人
- キャリアアップのために、海外での就業経験がほしい人
- 就職に活かしたい人
大学留学
大学留学はその名の通り、イギリスの大学で留学をすることです。
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学を始めとする、世界トップクラスの環境で学べることがイギリスでの大学留学の強みです。
学費は専攻によって異なりますが、年間250万円~となります。
大学留学はこんな人にお勧め
- イギリスの環境で長期的に学問を学びたい人
- ロンドン、もしくはイギリス国内の大学院に進学したい人
- 学歴が欲しい人
留学エージェント
留学エージェントとは、留学希望者に対して、留学に行くまでに必要なすべてのサポートをする会社のことです。
具体的には、カウンセリング、ビザの申請サポート、語学学校の紹介・入学手続き、ホームステイの紹介・入居手続き、海外保険の紹介などがあります。
留学エージェントは、有料エージェントと無料エージェントが存在しており、有料の場合は10~15万円がサポート費用の目安となります。
留学エージェントを利用するメリット
- 手間が省けて、安心
- 情報や提案が得られる
- 現地オフィスとの提携があるエージェントもある
留学エージェントを利用するデメリット
- 仲介料として費用がかかる
- 選択肢が限られている
▼留学エージェント関連記事
ロンドンの語学学校を選ぶポイント
イギリスにはたくさんの語学学校があり、特にロンドンは一般英語コース以外にビジネス英語に特化したコースや大学進学のアカデミックコースなど幅広いニーズに合った学校が見つかります。
学校選びのポイント5つ
下記3つのポイントについて自分にとっての優先順位を確認して語学学校を絞り込みすると良いでしょう。
- 費用
- 周辺環境
- 国籍比率
- コースの内容
- クラスの生徒数
▼関連記事
ロンドン留学を実現しよう!
憧れのロンドン留学を成功させるためには、しっかりと情報を集めて、早めに行動を起こすことが一番大切になります!
このサイトでは、留学期間や時期、目的によってさまざまな留学プランの情報をまとめています。最大限活用をして、ロンドン留学の実現に向けて一歩踏み出して下さい!
ロンドン留学の知りたいこと別お勧めページ
「ホームステイをしてみたい」
「留学中、学生と一緒に暮らせる?」
「1週間ならどれくらい安く留学できる?」
「長期留学できるか不安」
「どの時期に留学すると就活に有利?」
「社会人でも留学できる?」
「ワーホリって何ができるの?」
「海外インターンから就職に繋げたい」
「エージェントって利用するべき?」
「良いエージェントってどう選ぶ?」
「格安な語学学校はどうやって探す?」
「TOEICスコアアップに効果的なコースは?」
出来るだけ費用を抑えたいな・・・